連携事業報告

連携事業

合同フォーラム(2014年度)

大阪、兵庫、和歌山の14大学の共催で、2014年度も合同フォーラムを開催しました。 2012年度に文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事」の採択を受け、 大学連携事業に取り組んできましたが、いよいよ最終年度です。3年間の成果として、 今回は「連携」の大切さをあらためて見直すフォーラムとなりました。

《名称》
合同フォーラム「みんなでつくろう明日の人材」
《日時》
2014年9月8日(月)13:00〜18:10
《会場》
大阪府立大学 学術交流会館
《主催》
和歌山大学・大阪府立大学・兵庫県立大学・追手門学院大学・大阪音楽大学・
大阪工業大学・大阪成蹊大学・関西外国語大学・摂南大学・帝塚山学院大学・
芦屋大学・大手前大学・神戸学院大学・大阪音楽大学短期大学部>
(「産官学地域協働による人材育成の環境整備と教育の改善・充実」事業採択校)
《プログラム》
講演「今求められるオープン・イノベーションとは」
パネルディスカッション「地域一体となった人材育成を目指して」
ポスターセッション「各大学の独自取組と連携取組」
学生リーダー会による企画「行動から始まる私たちの大学」
チラシ http://www.sneeds-kansai.jp/file/20140908forum.pdf

ポスターセッション

14大学がずらりとポスターを掲示して行ったセッションです。 各大学の個性が伝わってくる報告に、教職員が刺激を受け合う姿が多く見られました。 「学内でどのように協力体制を作っていくか」など課題を直に共有したり、 「この取組はこうすればもっと良くなるのではないか」といった意見交換をしたりするなど、 交流を深めることができました。

学生リーダー会企画

各大学から集まった学生による企画です。 本学からも4名が参加し、総勢30名あまりのメンバーで発表を行いました。 テーマは「行動から始まる私たちの大学〜学生から学生へ届けよう〜」。 大学が提供するさまざまな学びの場に、学生自身がより意欲をもって参加するためには何が必要なのかを考えます。 やる気を呼び起こすきっかけ作りとして、「学生が作るシラバス」「教授図鑑」「ランチタイムミーティング」 「SNSで決意表明」など、ユニークなアイデアが提案されました。

★参加者の感想

大学 ピアノ専攻2年 長谷川華子さん
今回は先生から声をかけていただき、学生リーダー会に参加することになりました。 初めてリーダー会の会議に参加した時、自分と年の近い人が自分の考えをしっかり持ち、 積極的に発言しているのを見て、かなり驚いてしまったことを今でも覚えています。 議論を重ねていく中で、自分の考えを自ら発信していくことの大切さ、 それらを行動に移していくことの必要性を痛感しました。当日の発表では、 いかにして自分たちの考えを他の人に伝えたら良いのか、 魅せ方についても改めて考えさせられました。今回、リーダー会では他大学の方と交流でき、 何よりも音楽大学以外の方の色んな考えや意見を聞くことができたのが、 私にとってとても良い収穫になりました。